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- 2023年7月21日
持たせ方がどうして罠なのか
型稽古で、持たせ方は重要です。
技が成立するから、動きの流れを覚えることができ、効くことを実感できるのです。
でも繰り返しになりますが、持たれ方が変わってしまえば「型通り」では何にも効かないのです。
「ここをこう持て」だけでしか理解できないと、知識のコレクションができるだけです
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- 2023年6月16日
柔道で合気が使われないのはナゼ?
こんなことを聞かれました。
合気道の力の使い方が有効なら、どうして柔道の試合で、そんな技術が使われないのですかと、聞かれました。
ああー、ね(笑)
私は、こう答えました。
おひとりだけ歴史上、柔道の試合で合気道を使ったと言える人がいる。鬼の木村政彦に、合気道のおかげで勝ったと
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- 2023年3月5日
手が離れないのはどんな理屈?
合気道には、片手持ち、両手持ち、綾手持ち、諸手持ち、後ろ両手持ちなど手首を持たれる設定の技が数多くあります。やったことがない人が思う一番の疑問は、「なぜ離さない」「手を離せばいいんじゃない」ということではないでしょうか。
いや、そうそう。防ぐには離しちゃえばいいんです(笑)
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- 2022年7月8日
誰でも同じような反応にならないのは、触覚の仕組みなのかも
「人の身体は千差万別。痛めつけないためにも効かせるためにも、相手に最適化した対応が必要」だと考えています。正確には身体そのものではなく、そのときの身体の状態ですが。
稽古が終わってから、「相手の身体がどうかって、どうやって知るんでしょう?」と聞かれました。掛け方ではなくそこか。
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- 2022年5月18日
意識を外すためのテクニックとMRの可能性
合気道では、持たれたところを意識するな、と指導されることがあるかと思います。 意識するなと言われても、どうやったら意識しないで動けるのかが、よく分かりませんよね。 以前にも書いていますが、腕を持たれた離脱法の設定。 そこから離脱するには、骨格的な抜き方、テコを使うなどさまざまなコ
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- 2022年4月29日
『反射が生む達人の運動学』は即買うべき。それぐらいに画期的な内容かと
私が書籍『反射が生む達人の運動学』に反応したのは、こんな3段階。
1.何より反射をこれだけまとめた本は、私が知る限り他にはない。
2.反射は身体に備わった自動的な仕組み。この参考書で研究すべし。
3.この手の本は、書店からは1年もせずに消える。後からAmazonで高い中古本を買い