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一般的な合気道の道場とは、

​少しスタンスが異なっています

精晟会渋谷は、養神館合気道 精晟会横浜合気道会支部 傘下の道場として、2016年9月に設立されました。

東京やその周辺には、数百の合気道道場やサークルがあると言われています。それだけ稽古できるしかも歴史のある道場があるのだから、他と同じことをするのなら必要ありません。

歴史のある道場では当たり前になりすぎていて、教えられないことも少なくないはずです。合気道は変わらない。でも伝えられ方や稽古方法、上達の仕方は変わらなくていいでしょうか?

精晟会渋谷の会員の多くは初心者。初心者が多いからこそ、やっていることはいくつもあります。精晟会渋谷の、なにがどうちがうのか。このページでは、そのちがいをご紹介しています。

​まずはデータから。そして方針です。

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会員が各年代ともにバランス良く

在籍しています

下のグラフは、2022年4月1日現在の会員の年代構成を比率にしたものです。一般的な合気道の道場と比較すると、若い構成になっているかと思います。
​稽古では特に世代間ギャップはありません。
年齢別比.gif

経験者も在籍していますが、
未経験者が圧倒的に多い団体です

会員の大半は合気道はもちろんのこと、武道未経験者。精晟会渋谷ではじめて合気道に取り組み始めた人たちです。
経験者は学生時代などに合気道をやっていて、卒業・就職などで中断。社会人になってから、精晟会渋谷で合気道を再開してくれた人たちです。
合気道経験.gif

比較的女性が多く稽古しています

それぞれの道場によって違うと思いますが、女性がほぼ1/3ですから、比較的女性の多い環境だと言えそうです。
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入会時点では、運動してる人が多い

少ない選択肢ですが、体験時にお聞きしています。軽い運動は「ヨガやジョギングなど」という前置きがありますが、傾向でいえば、運動経験はありです。ただ、ほとんどの人が鍛えていたという感じではありません。​
​運動で最も多いのはダンスです。
運動経験.gif
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同じ人は誰ひとりとしていないのだから

上のグラフから分かるように、会員の年代も性別も合気道経験も、それから運動程度も千差万別で、精晟会渋谷の会員は、こういう傾向だと言えるような特色もありません。
実際のところ、東京に住んだり仕事している人たちは、それぐらいの筋力しかないと日常生活でも差し障りがあるのではと思う人も少なくありません。また何かでガンガン鍛えていても、関節の使い方に無理があると、故障してしまいます。フィットネスジムやヨガなどに行っても、それだけを過剰にやりがちです。
東京で、都市で生活する人たちは、なにかと極端になりがちです。
だから精晟会渋谷の稽古では、動きの中での筋トレ的な要素や、整体的な調整も取り入れ、そのときどきの稽古の最初と最後に行ったりします。最も大切なのは、バランス。合気道は、相手との調和以前に、自分自身が調和のとれた身体じゃないと。
だから精晟会渋谷の稽古では、できるだけ個別に近い技の説明をします。感覚的な人には、イメージの使い方で伝えます。理屈の方が理解しやすい人には、骨格とか筋肉からの説明で。
 
体格、身長も千差万別です。20cm以上も差があったら、型としての技の説明だけでは不十分です。大きな身長差があっても、どうしたら技ができるのか、効くのかも、一緒になって考えます。
形式よりも

形式よりも分かりやすさ

​精神性よりも配慮やマナーを重視します

ほとんどの合気道の道場では、先生が技の説明をされるとき、その都度正座して聞きます。先生が手本を示し、「はい、どうぞ。それぞれで稽古してください」というスタイルが一般的です。
細かいところが見えません。先生に技を掛けられても、感触は理解できても、なかなか客観視できません。
正座するのは敬意を示す礼儀であったり、行としての側面が強いのだと思います。精晟会渋谷では、正座しての礼は稽古の最初と最後にしか行いません。
技の説明は、細部を近くで見てもらいながら行います。毎日できる人なら「習うより慣れろ」も可能ですが、週に1、2回程度稽古する人には手がかりが多くあることが必要です。
形式や精神性を重視するよりも、靴を揃えるとか爪を切ってくるとか、力づくで技を行わない、安全に配慮するなど、一緒に稽古する人たちに敬意をもった配慮やマナーが出来ていれば問題ありません。
精晟会渋谷では、楽しく稽古できることを目指します。

難しいコトバを使わず

可能な限り具体的に伝えます

合気道では難しい言葉が、数多く使われます。長年稽古している人たちは当たり前のように使っているコトバがあります。合気道の理念を集約していたりしますので、大切です。
しかし難しい用語や言い回しを、すんなり理解できる初心者はいませんし、もしかすると上級者もなんとなく使っているだけかもしれません。なにより具体的に説明できない難しいコトバに酔ってしまうのは、どんなプラスにもなりません。
精晟会渋谷の稽古では、できるだけ日常的な言葉を使うようにしています。中心力など、養神館合気道ならではの力の使い方を理解してもらうための言葉を使うときは、姿勢から、かなり具体的に説明します。
 
抽象的な概念は、剣や杖、あるいは日常的な動作や道具を使って、イメージでお伝えするようにしています。
​また養神館の基本技は、角度などが具体的に決まっています。初心者のうちになんとなくやってしまうと、手がかりになる基準がないまま稽古することになります。分かりやすく理解できることが、早い上達につながることは間違いありません。

なんのためにやっているのか、

その理由から説明します

合気道に限らず、型稽古の武道では、なんのためにその動作をやっているのか、説明されないことが多くあります。
技の手順は説明されても、理合いは教えらない。古くからやっている伝統なのだから、間違いはない。愚直に繰り返せば、身になるという道場内の常識のようなことが多くあります。
でも本当にそうでしょうか。たとえば古流だとか、開祖から伝わる稽古方法だとか、権威づけはあっても、実際には学校体育などの準備体操やストレッチを行っていたりします。
ところがそれらに現代では、弊害が指摘されるような研究結果が出ていたりするのです。昔からの運動に関する常識が、覆っていることはいくつもあります。誰でも知っていることでいえば、バテるから途中で水を飲むな、などがそうですね。事前のストレッチは、怪我の予防にもパフォーマンスの向上にもつながらないとの研究もあります。
古くからあるからいい。古くからあるからダメ、というわけではありません。いいものはいいけれども、最新のエビデンスと照らし合わせておくことが必要です。
精晟会渋谷では準備体操から、これは何のためにやっているかを説明します。技については、手順はもちろん、どうしてこう動くのか、こういう力の使い方をするのかも説明します。前述の通り、体格差のある相手にはどういう風に変更して技を行えばいいかも、それぞれの人に合わせて考えます。
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