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- 2020年4月10日
どうして塩田剛三先生のコンテンツを作ろうと考えたのか
電話で「塩田剛三先生のことをよく書かれている」と言われたけれども、私が塩田剛三先生のことをそれほど書いているかというと、そんなことはぜんぜんないはず。
だけど、それなりに詳しいのは詳しい。書籍やDVDもかなり持っています。
個別にやりとりするのは勘弁だし、私にとって意味はないけ
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- 2019年12月22日
重心がブレると、何がどうしてダメなのか?
どこが一番引っかかったかというと、ひとりで大きな重心移動をしているところ(上の画像のシーン)です。
養神館合気道では基本動作の臂力の養成(二)を、重心の移動と呼ぶことが一般的です。すべての運動が重心の移動ですが、大きく開いた前足から後ろ足へ重心線を移す大きな移動は、養神館
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- 2019年10月25日
どうして演武の終わりを、腕拉ぎ十字固めにしたのか
10月5日土曜日に、第64回の養神館合気道演武大会が開催されました。 精晟会渋谷からも団体演武と指導者演武に出場させていただきました。あとから団体演武に出た人たちに話を聞くと、演武大会の緊張感がいいと言います。そう、普段の稽古で出来ていたことが、演武大会だと出来なかったり、ぎこち
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- 2019年6月15日
一ヶ条抑えは痛くするもの? しないもの?
正面打ち一ヶ条抑え(一)。
基本技の中でも基本になるので、初心者の多い精晟会渋谷では他の技をやる前などにも頻繁に稽古します。あるとき20代外国人男性とこの技を稽古していた20代男性が、最後の抑えのところで「膝が届きません」という。え、届かないの?
一ヶ条で受の右腕を抑えるなら、自
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- 2019年5月24日
合気道には当身が不可欠な理由
再度、塩田剛三先生の『合気道修行』から引用します。
当身は「拳や蹴りなどにこだわりません。(集中力によって)体中いたるところが当身の武器になる」「拳の使い方はいろいろです。正拳も使いますし、私の場合、人差し指や中指の第二関節もよく使います。堅い物にぶつけるのならともかく、人間が
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- 2019年5月12日
養神館の正面突きは、空手の中段追い突き?
養神館合気道の場合はいわゆる[当身]と[正面突き]を分けて考えていた方がいいと思うのです。 というのも、また怒られそうなことを書きますが、養神館の[正面突き]は空手の中段追い突きを想定しているのではと私は考えているのです。 そもそも合気道の突きは、短刀による突きなのか? 私は他流