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女性誌アールで、乃木坂46 堀未央奈さんに
合気道の指導をさせていただきました。
内容は、上の画像からリンクしています。
New ! 2024.8.25
鮮やかな渋谷の旗ができました。有志の皆さんからの贈呈です。
演武大会などで使わせていただきます。
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合気道はなんて面白いんだ。
と思います。
なぜって合気道は、どうやったらこんなことを考えつくんだろうかという技ばかり。腕を掴まれたのに、いつのまにか持たせてあげているように逆転しているとか、マジックのように不思議な技法もあります。さまざまな日本の武道のエッセンスが、ぎっしりと詰まっています。
そして、あまり痛めつけるようなことをしない。世界の多くの格技とは違い、伝統的な日本の柔術や剣術などに脈々と流れている活人という思想。その中でも合気道は、できるだけ傷つけずに制する、取り抑えるための技術で構成されている武道なのです。
合気道の開祖、植芝盛平先生は天地の理を説かれ「天地人和合」などのコトバを残されています。
精神性としては愛だとされることが多いようです。だけど愛だといわれても、いったいなんだろうと戸惑ってしまいますよね。
技の原理として表現するなら、相手と一体になることで無力化すること。そして自然の摂理である重力の作用に合わせて動くことで、バランスを主体的に取ることができる。
物理的にも心理的にも、ということだと思います。
合気道には多くの流派団体があり、違いはあります。
養神館合気道は、数多くの武道の中でも特に姿勢を重視します。自分がしっかりと、しかも力まずに立つことで、重力を味方にした大きな力の流れを作ります。使うのは、ほとんどが伸ばしたり回転する動作。つまりはあまり筋力を使わないのに、大きな力の流れで相手をコントロールして崩すのです。
当たり前ですが、そう簡単ではありません。
そのためにはまず、自分の姿勢や動きを細かくコントロールできることが必要です。例えば掴まれても、自分の動きを制御するためには、相手の動きを感じることと同時に、影響されない乱されない心のあり方も重要です。
合気道の稽古は、それらの精度を高めていくこと。だから心身を鍛えられるのです。
わかりやすく
無理のない稽古方法を
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養神館合気道 精晟会渋谷は
7年ほどの歴史しかない道場です
養神館合気道 精晟会渋谷は、2016年秋に発足し、渋谷エリアで稽古をしています。
合気道は日本に古くからある柔術や剣術、槍術、杖術などを流れを組み、植芝盛平開祖が大正末期から昭和の初めにかけて完成させた、比較的あたらしい武道です。そして養神館合気道は、植芝開祖の高弟で、不世出の達人と評された塩田剛三先生が設立された合気道の流派です。
合気道は比較的あたらしい武道といっても、数十年の歴史を持つ道場が多く、合気道歴数十年の先生方が大勢いらっしゃいます。そんな中で、わずかな歴史しかない渋谷合気道会の存在価値はどこにあるのでしょうか。逆に歴史が浅いからこそ、できることがあります。
渋谷合気道会では、純粋に合気道を稽古します。
余計なことは、極力しません。
生活に役立つための
稽古であるために
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稽古が日常生活に役立つために
養神館合気道は、筋肉がメインではない力を多用します。それは何よりもまず、重力を味方につけた姿勢から来る力。自分の重心を動かすことで、運動エネルギーを生み出します。
重心移動を技として使える力にするためには、正確に立つこと。構えでは、両手両足、腰、頭を結び、少し前傾した一本の真っ直ぐな軸を作って立ちます。技は、この軸がブレないよう正確に動きます。
筋力ではない力は、察知されにくく、また年齢による衰えもそれほどありません。そしてこの動き方は、日本の伝統的な芸事や作法の立ち振る舞いと同じ。無理も無駄もなく、凛としていて省エネです。
合気道の動きと日常の動作は違いますが、姿勢の作り方、力の流れなどはそのまま日常生活に流用できてしまいます。というか使えないと意味がありません。
その稽古は、もしものときに役立ちますか?
合気道は殺傷術ではありませんし、相手を壊すことを目的にはしていません。フィジカルな弱者が身を護るために、どう対応できるかなら学ぶことはできます。
でも現在のあなたは、もし道で転んだときに対応できますか。
転んだだけでケガをするぐらいなら、受け身から始めるのが適切ではないでしょうか。受け身は、最大の護身術。身を護る術(すべ)です。
攻める方法や対処のテクニックだけを経験しても、体の使い方が当たり前のこととして身につかなければ、あまり意味はありません。
養神館合気道 渋谷合気道会では、合気道は合気道として学びます。そして合気道の方法が、日常生活でどう役立つのか、万が一のときにどうするか、という視点も重視して稽古しています。
これまでにはなかった
合気道の道場を
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目指すのは、時代に即した稽古の場
東京都内には、多くの合気道の道場があります。素晴しい先生方が大勢いらっしゃいます。
でも毎日のように稽古できるような環境にある人は、どれほどいるでしょうか。合気道は魂の修行だ。技は盗んで覚える。愚直に繰り返して身につけるという従来の稽古スタンスは、現実的ではないかもしれません。
あるいはカンタンです、誰にでもできますと言ったところで無責任かもしれません。
合気道に興味を持ち、稽古を始めた人の環境も、やりたい目的だってさまざまです。身体も身体能力も、千差万別です。
面白さを感じてもらうには、どうすればいいか。優れた術理を理解してもらうには。技を体得して上達してもらうには。楽しんでもらうには、どんな稽古にするのか。生活に活かすのには、何が足りないのか。
個別に合わせるのは難しいですが、可能な限り1人ひとりの身体や動機や目的に向き合った稽古を目指しています。
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