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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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ちなみに、植芝先生がどんな体をしていたかを振り返ってみましょう。先生の場合、全体的には太いのですが、筋肉隆々という感じではありませんでした。肖像画なんかではゴツゴツした体のように描いてありますが、 際には少し違います。ゴツゴツしているのではなく、全体的にスーッとなめらかなのです。 私はよく風呂で先生の背中を流したり、あんまをさせられたりしていたので実際に触わっているんですが、とても弾力性があったことを覚えています。指で押してパッと離すと、グーンと戻って来るような感じでした。 そんな先生に手を握られると、やはりちょっと違った感じがあります。 最初はそんなにガッと力が入っている感じじゃない。しかし、知らないうちにだんだんグーッと締まってくる。つまり、ソフトなんですが、それいて底力があるような、そんな力の出し方をされていました。 開祖である植芝先生がこういう体質だから、合気道をやる人間が皆、同 じような体を作るべきかというと、そうではありません。 先生もよく言っていました。体を作るというのは自分の心構えであって、 自分に即した体を作る、それでいいんだ、と。「だから塩田はん、ワシと同じ体を作ったとしたら、あんたは自然には動けん」とも、おっしゃってました。 つまり、植芝先生が言うには、合気道は自然であることを最高とする武 道だから、自分が無理になるような体を作ってはならないということなの です。 ただし、この自然ということを皆さん勘違いしていることが多い。 たとえば、齢を取って体が硬くなってきたからといって、無理矢理に若いころと同じような柔軟体操をやったんじゃ、筋をおかしくしてしまう。あるいは、体が小さいからというので無理矢理にウエイトトレーニングで 必要以上の筋肉をつけたとしたら、体にリキみがついてしまいます。こういったことは不自然なことなのです。

最も自然に動ける体を作る

合気道修行 - 対すれば相和す

塩田剛三

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