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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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昭和三十年(一九五五)の九月の末から十月のはじめにかけて、東京・日本橋の高島屋の屋上において、合気道史に残る、初の一般公開演武会が予定通りに開催された。 (中略) 開催当時のことを、徳永に振り返ってもらった。 「開祖はね、何かというと、宇宙の真理を説かれるんですよ。稽古のときにも、『神々は......』 といい出してね。私はそのこと自体、特別気にはならなかったのだけど、まだまだ合気道の内容を知る日本人は少ない時代でしたからね。気合一つで相手が倒れる、と思い込んでいるような人も少なくなかった。ベールに包まれた合気道を公開するわけですから、開祖に『神々は…』とやられると、なにかしら奇怪な、紛い物のように受けとられかねません。 私はそれが何より心配で、大先生、それだけはやめて下さい、と演武会が始まるまで、顔を見るたびにお願いしました。 すると一瞬、開祖は凄まじい眼光を向けてこられる。ところがその恐ろしい眼光がスーッと消え、この世にこれ以上はない、と思われるほどの優しさが滲み出た表情を浮かべられるんですね。私は合気道の門外漢ですが、あの開祖のお顔には深い感銘を受けました」 高島屋での公開演武会は、動員した観衆の数も、それを取り上げたマスコミの数、宣伝という点でも大成功であったといってよい。

初の一般公開演武会

戦後合気道群雄伝

加来耕三

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