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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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まだ塩田先生が拓大の学生だった頃、先生の友達でものすごく喧嘩の強い人がいた。その人が先生に、「植芝先生が強いと言うが、あんな爺さん、頭のひとつでも殴ってやるから紹介しろ」と言った。「じゃあやってみろ」ということで、ある日連れて行ったそうです。「このあいだ話した友達の何々です」と塩田先生が紹介すると、その友達が「初めまして」と言ってずーっと頭をさげたわけです。それで植芝先生が「ああよくいらっしゃいましたな」と言ったが頭をさげない。いつもはどんな人に対しても礼儀正しくしなさいと厳しく言っているのに、そのときはぜんぜん頭をさげない。 一方、その友達は頭をさげたままぜんぜんあげない。二人で何をやってるのかなと思ったら、そのうちにその友達がぱーっと頭をあげたら植芝翁が「ああよくいらっしゃいました」って頭をさげた (笑)。そしたら友達が「参りました」って頭をさげたのです。 その友達が帰るときに、「初めての人から挨拶されれば、いらっしゃいと頭をさげるだろう。その途端に殴れば当たらないまでも触れるかもしれないと思って待ってたんだがいつまでたっても頭をさげない。これは駄目だと思って頭をあげたら逆に頭をさげられて殴り損なった。あの爺さんは只者じゃあないよ」と言ったそうです。 それから館長先生は道場へ帰って植芝翁に「友達が学生とはいえ、なんでお辞儀をなさらなかったのですか」と聞いたわけです。そしたら翁は「君の友達は初めは邪で心から挨拶してなかった。でも途中で心を改めたようだから私は頭をさげた。そしたら勝手に参りましたって言ったんだ」と(笑)。

殴ってやるから紹介しろ

続植芝盛平と合気道

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