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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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笠尾:柔術當身法の基本は姿勢、身勢から発する力と言えば、中国拳法では三尖相照や六合の教えと対応しましょうか。これももとは槍術の極意だったと思いますが、形意拳では重視されている口訣です。私も王樹金先生からご教示いただいたことがあります。 平上:三尖相照... 鼻と拳先、爪先を合わせるということですね。これは中国拳法におけるなかなか良い教えです。柔術でも同じですが、日本武道の用語で言えばやはり三角矩ということでし ょうね。先般居合の例として挙げましたが、柔術でも多少の意味合いを変えて使われる大変に味わい深い良い言葉です。 それはともかく日本柔術を投げや逆手主体の格闘技のようにとらえる向きもありますが、部分的な當身の鍛練を行わないから當身稽古が少ないのかと言えばそれは決してそうではない。故塩田剛三師範は生前、合気道の足捌き、体捌きの全てが既に當身の稽古につながっていると述べておられますが古伝の日本柔術も同じ見地に立つものであります。 笠尾:強力な當身を発するためには安定した姿勢と拳打の角度、そして排捌きによって瞬間的な力を発するということですね。私も塩田師範が実戦的な対人演武の中で、手先だけではなく、からだのどこからでも瞬発的な気力を発して相手を倒す場面を見たことがあります。當身の極致を身をもって描いたものと言えましょうか、実に迫力がありましたね。

姿勢、身勢から発する力

対談 発勁の秘伝と極意

笠尾恭二・平上信行

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