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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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かつて一度だけ塩田剛三が雑誌(月刊フルコンタクトKARATE 1981年11月号より )で木村政彦と対談した事がある。その中で塩田は、無意識で戦えるというのは合気道の極意であるという意味の事を語っている。ただし、極意に到達するためには何より基本をしっかりマスターする事が大切であるという。そしてその対談の中で呼吸について重要な事を語っている分があるので引用したい。 「技を徹底して体に浸み込ませれば、あとは相手に対しても自然に技が出る。木村が無意識で戦ったというけど、それは徹底し て技を浸み込ませた上でのことだ。ああして投げてやろう、こうして投げてやろうと思っているうちはダメだ。 ​ 合気道ではそれを呼吸と言う。力で無い力、相手に合わせて自然に出る力だ。リズムと言ってもいいね。呼吸は3種類あって「吸う」「吐く」「止める」がある。吸う息は相手を誘うが、吐く時は極限の力を出す時。止める時は瞬発的な動きをする 時なんだが、この3拍子に中心線を合わせる。 どんな時でも頭と足の先を結ぶ中心線を崩さなければ相手に投げられない。自分の方からこの技をかけてやろう、と気が先走ると技が後に来るから、そこにズレができる。息との関連性が無い。しかし、呼吸と動作が一致すれば、あとは相手との呼吸を合わせるだけで良い。相手の動きに応じて自分が反応できるわけだ。 ​ 知らぬ間に相手を倒し、投げることができる。これが自然体である。

三拍子に中心線を合わせる

最強格闘技図鑑真伝

松宮康生

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