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合気道を理解するために役立つ知識や名言、歴史上のエピソードを、信頼度が高く、また再版されていない書籍などから引用したものをデータベースにしました。

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大東流合気柔術と合気道の関係については、ここで特に述べる必要がある。武田惣角と植芝盛平の約20年間にわたる交流によって、この二つの武道の関係は不即不離のものとなり、お互いに繁栄をもたらしあう関係となった。 先にも述べたように、長年武道界で受け入れられてきた武田惣角観と大東流合気柔術観は合気道界から発生したものである。ここで考えなければならないのは、惣角と盛平の関係についてはかなり早い時期から確執があったことである。 (中略) 惣角の教授代理として盛平は、自分の弟子に1930年代の半ば頃まで武田惣角の名を記した大東流目録を授与していることである。大東流目録を授与されたのは、富木謙治、望月稔、白田林二郎、塩田剛三などの他に数百名の者たちだったと思われる。 1922年の英名録には盛平が教授代理を許された記録があるが、そこには盛平が今後の新しい弟子一人につき入門料として三円を惣角に支払うようにと記されている。盛平の広範な教授活動から、それは相当な額にのぼったと思われる。合気道、大東流の両サイドからの証言およびまわりの状況から、盛平に課せられたこの経済的な義務とその金額の大きさが両者の大きな確執の原因だったのではないかと思われる。

大東流と合気道

武田惣角と大東流合気柔術

スタンレー・プラニン

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